月光町 フクロウものクラブ

東京都青栴市におけるアオバズクの繁殖状況

                                       

 調査方法等は 山口(2011)を参照してください。
 
生息地 A B C D E F G H I J K L M N O P R S T U
2005年                                           
2006年                                        
2007年                        
2008年 × ×   × × × ×                
2009年 × × × ×                
2010年 ×              
2011年 × × × × ×   ×          
2012年 × × × ×          
2013年 × ×     ×             
2014年 × × × ×     ×   1 1          
2015年 × × ×     ×   1         
2016年 ×     ×   1      
2017年 1           × 1    
2018年 × ×       × 1 1 1    
2019年 1 ×       × 1    
2020年 ×       × 1    
2021年 × ×     × ×   1 1 × 1 ×  
2022年 1 ×     ×   1 1 × ×
2023年   ×     × ×       ×  
 凡例
 繁殖成功
×  繁殖失敗
 繁殖不明(つがい確認)
 単独個体のみ確認
 渡来確認できず
空欄  未調査
 

各年の概要
 2023年
生息地A 巣立ち雛3羽以上。つがい形成が5月中旬と遅いようだった。
生息地B 巣立ち雛2羽以上。
生息地D 巣立ち雛1羽のみ。つがい形成が5月中旬と遅いようだった。
生息地E 巣立ち雛3羽以上
生息地G 産卵はしたようだが、抱卵することに熱心ではなかった様子。孵化確認できず。
生息地I 巣立ち雛2羽。
生息地K 営巣木移動。2019年と同じ洞。巣立ち雛2羽。
生息地L 交尾した雌雄+1羽の3羽を確認したが、産卵も確認できず。
生息地M 同じ営巣木の別の洞でフクロウが営巣。フクロウとのバトルが繰り広げられた。フクロウ親子が営巣林から去った後の6月下旬〜7月上旬に産卵した模様。7月30日時点で抱卵中だったが、8月5日には抱卵も孵化も確認できず。
生息地Q つがいの渡来は確認できたが、産卵確認できず。民家が近く観察困難。
生息地T 1羽のみだが、初めて雛が巣立つ。巣立ちは8月10日と遅め。初夏の食物不足が深刻に見える。
生息地U 巣立ち雛2羽以上。民家が近く観察困難。
 2022年
生息地A 巣立ち雛2羽以上。
生息地B 巣立ち雛3羽以上。営巣木変更、沢の上流側へ約130m移動。2007年の営巣木からは300m以上も離れてしまった。
生息地D 巣立ち雛3羽以上。
生息地E 巣立ち雛3羽以上
生息地F 営巣地Uへ移動か(約160m移動)。昨年も営巣地U付近での行動を確認。
生息地G 交尾は確認したが産卵したかどうかも不明。
生息地I 巣立ち雛3羽。
生息地K 4月22日に渡来確認。巣立ち雛1羽のみ。
生息地Q 昨年伐採された営巣木の隣りの木で営巣。巣内育雛中に繁殖失敗。何らかのアクシデントがあったのか?
生息地R 録音調査も何日か行ったが、渡来確認できず。
生息地T 4月12日には鳴いていたとの情報あり。5月17日には一晩で6回もの交尾を行ったが、その後産卵は確認できず。
生息地U 生息地Fの移動か?巣立ち雛3羽以上。
 2021年
生息地A 営巣木変更。巣立ち雛3羽以上。
生息地B 巣立ち雛1羽以上。
生息地E 巣立ち雛3羽以上
生息地G 営巣地復活。営巣地Rとの巣間距離約250m。
生息地I 巣立ち雛2羽以上。
生息地K 巣立ち雛2羽。2014年までの営巣木が伐採され、現在の巣も森林の外から良く見えるようになった。
生息地M 営巣地復活も繁殖せず。7月に入ってからも雄が交尾を試みるが、雌に拒まれる。
生息地Q 営巣木伐採される。伐採時期は産卵の前か後かは不明。伐採後は個体確認できず。
生息地R 巣立ち雛2羽。産卵から巣立ちまで少なくとも61日を要した。
生息地T 5月にペアでの行動を確認したが、産卵に至っていない?オオコノハズクのペアの声も確認。
 2020年
生息地A 巣立ち雛4羽
生息地B 巣立ち雛2羽以上。例年は8月上〜中旬に巣立つのだが、今年は7月中に巣立った模様。
生息地C 生息地Dの個体が飛来したのみ。近年の状況から営巣地消滅か。
生息地D 巣立ち雛3羽以上。営巣木は確認できず。2014年の営巣地より沢沿いに約70m下ったあたり。
生息地E 巣立ち雛2羽以上
生息地F 5月2日に早くも交尾。しかし、繁殖は失敗
生息地I 巣立ち雛2羽。営巣木近くでハシブトガラス営巣。
生息地K 巣立ち雛3羽以上。一昨年の巣に戻る。昨年巣にはムササビ(5月27日)。
生息地L 7月上旬まで2羽で共に行動することが多かった。産卵もしていないかもしれない。
生息地O 2羽確認したが、個々に行動し、ペアかどうかは判明せず。
生息地Q 巣立ち雛3羽以上。巣内育雛期終盤は、雛は巣穴から出て親から食物をもらい、日中は巣穴に戻る。
生息地R 巣立ち雛2羽。営巣木が枯れてきて巣穴の周りにもキノコ。伐採される可能性あり。
 2019年
生息地A 巣立ち雛2羽以上
生息地B 巣立ち雛3羽以上。今年は成鳥の声を一度も聞くことはなかった。
生息地C 生息地Dの個体が飛来した可能性有。
生息地D 繁殖している様子は感じられず。
生息地E 巣立ち雛3羽以上
生息地F 産卵したかどうかも不明
生息地I 巣立ち雛2羽以上
生息地K 巣立ち雛2羽以上
生息地L 求愛給餌など、ペア行動が7月まで観察された。
生息地O 繁殖している様子は感じられず。
生息地Q 巣立ち雛1羽のみ。これまでは巣立ち時期が早めの営巣地だったが、今年は8月にずれ込む。
生息地R 巣立ち雛2羽以上
 2018年
生息地A 2016年以前の営巣木の洞への出入りが多く見られたが繁殖失敗。産卵したかどうかも不明。
生息地B 巣立ち雛3羽。ここのペアは全くと言って良いほど鳴かない。今年は7月上旬に少し鳴いただけ。
生息地C つがい生息のみ確認。繁殖については全く分からず。
生息地D つがい確認。周辺で雛の巣立ち確認できず。
生息地E 7月13日巣立ちと早かった
生息地F 巣への餌運搬は確認したが、雛は巣立たず。
生息地I 巣立ち雛2羽
生息地K 巣立ち雛2羽以上。これまで最速の巣立ちで7月12日。
生息地L 昨年の想像が当たっていたのか、今年はつがい確認。求愛給餌までで産卵した様子は見られなかった。
生息地P 1羽しかいなかったが、よく鳴いた。鳴き方が上達する様が観察できた。昨年生まれ?
生息地Q 巣立ち雛2羽以上
生息地R 巣立ち雛3羽以上
 2017年
生息地A 営巣木変更(未発見)。巣立ち雛1羽のみ?
生息地B 巣立ち雛2羽以上。営巣木は2010年と同じだが、違う洞。
生息地C 2012年の営巣木付近でつがい行動が見られたが、6月下旬以降行方不明。
生息地D 繁殖期を通してよく鳴くが、1羽のみの確認。
生息地E 巣立ち雛4羽。
生息地F 巣立ち雛3羽以上。
生息地I 巣立ち雛3羽以上。
生息地K 巣立ち雛3羽以上。
生息地L 渡来確認できず。昨年、生息地Kで1羽しか巣立たなかったことと関係しているような気がする。
生息地O つがい行動を確認。周辺で巣立ち雛は確認できず。
生息地Q 巣立ち雛3羽以上。
生息地R 巣立ち雛4羽以上。
生息地S 生息地Oの上流側。生息地Oのつがいの近くに来たこともあった。
 2016年
生息地A 今年も巣が変わる。営巣木は同じ。
生息地B 巣立ち雛2羽以上。営巣木は2010年と同じと思われる。
生息地C 5月に1羽確認したのみ。
生息地D つがいが確認まで。
生息地E 巣立ち雛3羽以上。
生息地F 新規の営巣木。巣立ち雛2羽以上。
生息地G ペアの渡来確認後、行方不明。約250m離れた生息地Rに移動した?
生息地I 巣立ち雛2羽以上。
生息地K 8月17日巣立ちで、最も遅い巣立ちの記録。雛1羽だけの巣立ちでもあり、アクシデントがあって再産卵したのかと想像。
生息地L 求愛給餌は確認。行動圏の長径が川沿い700m以上にもなることが分かった。しかし、営巣は確認できず。
生息地O 2羽の並びとまり確認まで。繁殖の可能性があるが、地形上の制約から観察困難。
生息地Q 巣立ち雛2羽以上。
生息地R 巣立ち雛1羽のみ。
 2015年
生息地A 営巣木は同じだが、巣は変更。
生息地B 2010年の巣で抱卵までと推定。
生息地C 5月上旬につがい確認、5月下旬にも生息確認。
生息地D 確認は1羽だが、nest-site call あり、おそらくつがい生息。
生息地E 巣立ち雛2羽以上(おそらく2羽)。巣は2013年の洞に戻った。
生息地F つがい確認まで。周辺で繁殖確認できず。
生息地G 8月中旬まで営巣林に強い執着。産卵した気配はなかったが、8月に入って2羽で昨年の巣に餌を運ぶ行動が1日のみ確認された。
生息地I 巣立ち雛3羽(7月24日、25日、26日に1羽づつ)
生息地K 営巣木変更。巣立ち雛3羽以上
生息地L 求愛給餌を行っていた林では繁殖しなかった。周辺でも繁殖確認できず。
生息地Q 巣立ち雛3羽以上。餌運びの頻度からすると、雛は4羽以上かもしれない。
生息地Eの巣との距離は約290m。
 2014年
生息地A 求愛給餌までの確認。7月〜8月は1羽のみしか確認できなかった。
生息地B 抱卵まで。営巣木変更、2009年と同じ巣。
生息地C 5月に営巣地近くでペア確認。7月に営巣林で単独個体確認。
生息地D 巣立ち雛2羽以上。生息地Cから距離330mほど。
生息地E 巣立ち雛3羽以上。営巣木は同じだが巣穴は変わった。営巣木及び周辺で剪定。
生息地F ペア確認まで。周辺で繁殖確認できず。
生息地G 巣立ち雛1羽
生息地I 巣立ち雛2羽以上
生息地K 巣立ち雛3羽以上
生息地L ペアを確認し、侵入個体への排斥行動も確認したが、今年も巣は分からず。
生息地O 6月中旬に1羽確認。8月中旬には2羽鳴いていたが、この地の繁殖ペアかどうかは不明。
生息地P 5月から6月に鳴き声が良く聞かれた。2羽確認されたが、繁殖ペアかどうかは不明。
 2013年
生息地A 抱卵まで(?) ここのペアは仲が良く、営巣放棄後も共に行動することが多い。
生息地B 巣立ち雛2羽。営巣木調査未実施。
生息地C 営巣環境は変わらず。
生息地E 巣立ち雛3羽以上
生息地F 巣立ち雛3羽以上
生息地G 巣立ち雛2羽。営巣木の強剪定後、細枝が巣穴を覆うように密生。巣の出入りに支障あり。
生息地I 巣立ち雛2羽以上
生息地J 営巣木が伐採されていた。
生息地K 巣立ち雛2羽以上。抱卵中に営巣木の剪定作業があり、巣内の親は営巣林外へ避難。
生息地L 昨年同様、求愛給餌は盛んに行われたが、その後行方不明。
生息地M 5月下旬の1日のみ生息確認(1羽)。
生息地O 求愛給餌が観察され、その後もペアの生息を確認したが、繁殖状況は不明。
 2012年
生息地A 抱卵までで卵は孵化しなかった?営巣放棄後も8月中旬まで巣穴に入る行動が見られた。
生息地B 巣立ち雛2羽以上。今年も営巣木を変えたようだが、営巣木調査は未実施。
生息地C 巣立ち雛3羽以上
生息地E 巣立ち雛3羽以上。巣が2010年以前の洞に戻る(営巣木は同じ)。
生息地F 巣立ち雛3羽以上。営巣林変更。昨年までの営巣林もねぐらとして利用することがあった。
生息地G 営巣林内の営巣木から20mほどのところにカラスの巣が出来た。
生息地I 巣立ち雛3羽
生息地K 巣立ち雛4羽
生息地L 求愛給餌は盛んに行われたが、その後行方不明に。
生息地M 営巣林が変更となった模様。
生息地P 6月末に交尾。以後行方不明。
 2011年
生息地B 抱卵まで?営巣木変更。2008年と同じ巣。
生息地E 巣立ち雛2羽以上。同じ営巣木の別の洞に巣が変わった。
生息地F 抱卵まで?その後、ムササビが巣の洞を使用。ムササビが入った洞を注視することも。
生息地G 抱卵まで?
生息地I 巣立ち雛2羽以上
生息地K 巣立ち雛4羽以上
生息地M 巣内育雛まで?巣への餌運びは行われた。
 2010年
生息地A 巣立ち雛2羽以上
生息地B 巣立ち雛2羽以上。営巣木変更。
生息地C 巣立ち雛3羽
生息地E 巣立ち雛3羽以上
生息地G 巣立ち雛2羽以上
生息地I 巣立ち雛2羽以上
生息地K 巣立ち雛2羽
生息地O 単独個体2羽。2羽が繁殖ペアと判断できる行動は観察されなかった。
 2009年
生息地A 巣立ち雛2羽以上
生息地B 巣立ち雛2羽以上。営巣木変更。
生息地C 巣立ち雛3羽以上
生息地E 巣立ち雛3羽以上
生息地G 巣立ち雛3羽以上
生息地I 巣立ち雛2羽以上
生息地J 執着する洞にムササビが入る
生息地K 巣立ち雛2羽以上
 2008年
生息地B 巣立ち雛2羽、営巣木変更。
生息地E 巣立ち雛2羽
生息地I 巣立ち雛3羽
生息地J 執着する洞にムササビが入り、洞の前でホバリングをする姿が何度も見られた。
生息地K 巣立ち雛3羽
生息地L 執着していた洞にムササビが入る
 2007年
生息地B 巣立ち雛1羽以上
生息地I 巣立ち雛2羽以上
生息地K 巣立ち雛2羽以上
 2006年
生息地A 2005年に片目を負傷していた成鳥が戻って来た
生息地H 巣立ち雛3羽
 
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